アニメ版精霊の守り人の登場人物一覧

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－主人公－

バルサ
女用心棒で『短槍のバルサ』の異名を持つ作中最強の戦士。
過去に８人の人を殺めた後悔から、８人の命を救うため用心棒となり、チャグムはその８人目の守るべき人間である。
出身はカンバル王国で、物語冒頭時点で『今年で３０歳』。

チャグム
新ヨゴ皇国の第二皇太子であったが、水の精霊であるニュンガ・ロ・イムの卵を体内に宿されたことから父親である帝に命を狙われることになり、宮から逃げだした。
その後は、バルサとその仲間たちと共に農村や扇ノ下でたくましく生きる。
物語開始時点で１１歳で、ヤクーの言葉でいうニュンガロ・チャガ、ヨゴでいう『精霊の守り人』である。


－バルサの協力者－

タンダ
ヤクーの血が１/４入っている薬草使いでバルサの幼馴染。
トロガイの弟子で呪術も使えるが、バルサが怪我ばかりするので薬草の知識ばかりついてしまう。
年齢はバルサより２歳年下で、バルサのことが好きな模様。

トロガイ
当代一と言われる呪術師で、バルサ並みかそれ以上の戦闘能力を持つ。
先住民族ヤクーの出身で、物語開始時点で約70歳。

トーヤ
かつてバルサに命を救われた孤児。
頼まれ屋を生業とし、この辺で１番使える頼まれ屋を自負する。
バルサのためならなんでもする覚悟である。

サヤ
トーヤとともにバルサに命を救われた孤児。
トーヤと兄妹のように過ごすが、本心ではトーヤのことが好きな模様。

－宮の人々－

帝
新ヨゴ皇国の王。
伝承に習いチャグムの命を自ら亡きものにしなければいけない宿命を負う。

サグム
チャグムの異母兄で第一の皇太子。
元々喘息で体が弱く、皇太子の激務に追われ死んでしまう。

一ノ妃
息子であるサグムの死を悲しむ。

ニノ妃
チャグムの母で帝の第二の后。
人を見る目があるようで、バルサやシュガの能力の高さを一目で見抜いている。

ヒビ・トナン
星読博士のトップである聖導師の役職につくもの。
物語開始時点で74歳。

ガカイ
星読博士で、若く才能あふれるシュガをやっかんでいる。
サグムの教育係でもあり、彼の死後は気力をなくしてしまう。

シュガ
若くして星読博士になった星ノ宮一の英才。
かつてはチャグムの教育係を務めていたこともあり、チャグムの失踪を様々な側面から調査することになる。
年齢は20歳。

聖導師に仕える者
チャグムが生きていると信じて、聖導師に内緒でシュガの手助けをする。

ニノ妃配下の侍従長
二ノ宮に泊まることになったチャグムの身の周りの世話を任せられる。

二ノ妃配下の兵士
チャグムを助けた武人探しを命じられ、その人物がバルサだと確信し宮廷に連れて行く。


－狩人（帝に仕える隠密部隊で八武人の末裔）－

モン
狩人の頭。
仲間からは、お頭と呼ばれている。

ジン
狩人の一人で吹き矢や手裏剣の使い手。
過去にチャグムからお菓子もらったことが有り、その包み紙を今でも大事に持っている。

ゼン
狩人の一人。
大工の棟梁になりすまし、トーヤをうまく騙すことに成功。

ユン
狩人の一人で二刀流の使い手。
見たものを瞬時に記憶することができる。

ライ
狩人の一人で鎖鎌の使い手。

ヒョク
狩人の一人で曲刀の使い手。

タガ
狩人の一人で金拳の使い手。

スン
狩人の一人で弓の使い手。

－扇ノ下と村の住人－

行商人
女用心棒のバルサを珍しく思い声をかける。

青い手の頭目
人身売買を裏稼業にしていて、かつてはバルサの商売敵だった。
ニノ妃からもらった金品を受け取る代わりに捕らえている全ての人を開放、お気に入りの黒蝗馬もバルサに貸し付ける。

ホラ吹きの大男
飯屋でバルサに対し、バルサと引き分けたことがあると豪語する。

水車小屋の大家
行く末短い老父で、現在は娘の世話になっている。
バルサが出したお金にここまで気を使わなくてもと言いつつ、しっかり懐に入れる。

近所のガキ大将
風車小屋に米をつきにくる子供。
チャグムが初めてバルサの仲間たち以外で心を開いた下々の民。

コヒョイ
ガキ大将といつも一緒にいる腹当てをしている少年。

ノボ
ガキ大将といつも一緒にいる背の高い少年。

ガキ大将の妹
ガキ大将といつも一緒にいて、お兄ちゃんが1番強いと思っている。

鍛冶屋の職人
罪人と噂されるバルサと、それを追う狩人たちの双方に意見を聞いたうえで、バルサの短槍を新たに制作する。

ヘキムームーの露天商
扇ノ下の子供なら誰でも食べているお菓子『ヘキムームー』の屋台をやっていて、場面場面でちょくちょく出てくる。

テホイ
ヨゴの賭け事『モンジンゼン』のイカサマ賭博師の頭。
イカサマの実行役に手で合図を出している。

ジュロ
モンジンゼン賭博のイカサマ実行役。

大工
モンジンゼン賭博に興じる男。
チャグムの賭けに乗って見事勝利する。

老婆
モンジンゼン賭博に興じる老婆。
当初は勝っていたが大きく貼って負けてしまう。

粋な女
モンジンゼン賭博に興じる女。

寿司職人
モンジンゼン賭博の見学人。
早く帰らないと、おかぁさんにしぼられるらしい。

タンダの叔父
タンダの父の1番下の弟。
一時トーヤとサヤを預かる。

嘘つきな仲人
サヤにもトーヤにも嘘をつきお見合い話を進める女。

米問屋の若旦那
サヤとのお見合い相手。
サヤに惹かれている模様。

ヤーサム
夏至の祭りの日にやってきたロタ人。
ポラックというボクシングのような格闘技を駆使し、ルチャ（相撲のようなもの）でガキ大将に勝つも、チャングにはいなされてあっけなく負ける。

ヤーサムの父
ヤーサムの父で村祭りのルチャ大会で優勝するも、バルサには全くかなわなかった。

カルボ
バルサの用心棒時代の敵。
バルサに付きまとい勝負を仕掛けるが敗北し、その後は抜け殻のような人間になってしまう。
夏至祭りのロタ人のルチャ騒動のときにバルサを見つけ、バルサ探索の山狩りにも参加していた。（両方共しっかり描写されている）

ギャブサル
カルボが雇ったつぶて者。

セーナ
南端の漁村まで子供たちに読み書きを教えに行く先生。

タンドル
セーナを南端の漁村まで送り届ける馬方の男。
同じ道を付いてくるバルサを怪しい人物と疑う。

－トウミ村の住民－

ニムカ
最後の語り部であった曾祖母の話をよく聞いていたため、ヤクーの伝承に詳しい。

ソウヤ
トウミ村の村長。
幼いの時から厳しい修行を要する語り部の制度を廃止した。

ニムカの母
夜まで帰ってこないニムカを心配し、バルサたちを訪ねる。

トウミ村の男
突然村にやってきた狩人たちに何でも話しをするおしゃべりな男。

クンダ
タンダの祖父。
バルサたちがトウミ村に来る２年前に死んでしまった。


－カンバル王国の人々－

ジグロ・ムサ
バルサの育ての親。
カンバル王国の最強の武人である『王の槍』の１人で、その１番の実力者であったが、親友のカルナの頼みを聞いてバルサと共に国を離れる。

カルナ
バルサの父親で王に主治医であったが、ロブサムに命じられ不本意ながら王を毒殺する。

ログサム
カンバル王の弟で、王を亡き者のし自らが王になる。
ジグロに執拗に追っ手を出す。

王の槍（第１の刺客）
ジグロと1度も戦ったことがないにもかかわらず、ジグロが最強であるとされることに積年の思いを持つ王の槍の１人。
ジグロにあっけなく殺される。

タグル
王の槍の１人で、ジグロに対する第２の刺客。
ジグロの親友であったが、妻子を人質の取られ仕方なくジグロと戦い、激しい戦闘の末に死んでしまう。

王の槍
バルサが１６歳になった時に襲ってきた王の槍。
６人同時にジグロを襲ったが全員返り討ちにされる。

－得体の知れない生き物－

ヨナ・ロ・ガイ
水の民でウーパールーパーのような外見をしている。
呪術師の伝令役を務める。

火の民
結び目にてトロガイをしつこく追い回す。

気の民
トロガイを食べ墨油として排泄する。
トロガイを助けた可能性もある。

ラルンガ
別名『卵食い』と言い、ニュンガ・ロ・イムの卵が好物。
ナユルに住む巨大なヤドカリのような生物でカニのような足爪を持つ。


－動物－

ナージ
渡り鳥で、伝承ではニュンガ・ロ・イムの卵を海まで運ぶ役目を持つ。
飛び上がったトビガエルを食べることが知られ、骨は魔除けとして軒先などに飾られる。

トビガエル
獲物を捕るために高く飛び上がるカエル。

黒蝗馬
三国を一夜に駆けると噂される黒毛の馬。

シロクロ
トロガイが飼っているウサギかモルモットのような生き物。
トロガイが気の民に差し出し自分だけ逃げようとしたことから、トロガイからのエサを食べずふてくされる。

ロバ
トロガイに懐いているロバ。

大オオカミ
トロガイのいうことをきく巨大な狼。


－伝承の人物－

聖祖トルガル
新ヨゴ皇国の初代の国王。

大聖導師カイナン・ナナイ
新ヨゴ皇国の星読制度を作った人物。

八武人
新ヨゴ皇国を聖祖トルガルと共に建国した伝説の武人。
神社にも石像が建てられている。

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